男性ホルモンとひげ
男性ホルモンの影響で体毛が濃くなるだけでなく、骨が太くなり、肩幅が広く筋肉がついて男性らしい体形となっていきます。 また、声変わりするのもこの頃です。 女性にひげが生えないのは、この男性ホルモンが少ないからです。 人間の体には、掌や足の裏以外は体毛が体中に生えています。 ひげや髪の毛のように目立ってはいませんが、体毛はケガや紫外線から体を守る働きを持っています。 空気を含み、体温を調節する働きもあります。 ひげの生え方は男性によっても様々で濃いひげの人もいれば、薄い人もいます。 その理由は判明していません。 ひげが濃く硬くなるに従って毎日髭剃りするようになり、それがわずらわしくなったりカミソリ負けするためにひげの脱毛を考える人も増えてきます。 またひげ全部の脱毛ではなく、ひげの形を整えたい、ひげを薄くしたいなどの理由から脱毛を考える人もいます。 現在は価値観が多様化しており、ひげをかっこよく生やしたい男性もいれば、永久脱毛したいと考える男性もいて、女性が脱毛を考えるように脱毛を考える男性も増えているのです。 そのため、エステティックサロン(エステサロン)や医療機関などでひげの脱毛を行う男性が増えています。
ひげの毛周期
毛には毛周期と呼ばれる毛の成長のサイクルがあります。 毛周期には、成長期・退行期・休止期があって、これを繰り返します。 ひげの脱毛を行う前に、この毛周期について知っておきましょう。 皮膚の下にある毛の組織が毛根です。 毛根の一番下部にあるのが毛球で、毛球は底が膨らんだ形をしています。 毛球の底辺には、毛乳頭があります。 この毛乳頭が毛の元になる毛母細胞に栄養を送ります。 栄養分をもらった毛母細胞が分裂して体毛へと成長し、皮膚の表面へと出てきて伸びていきます。 この状態が成長期です。 この成長期の時期に黒い色のメラニン色素が多く作られます。 レーザーによる脱毛では、この黒い色のメラニン色素に反応するレーザー照射によって毛母細胞を壊すことで脱毛を行います。 退行期には、細胞の分裂が止まるため、毛の成長も止まります。 毛乳頭は毛球から離れ始めます。 メラニン色素も作られなくなります。 休止期には、毛が毛乳頭を離れて抜けてしまいます。 そして次の毛を作る準備時期となります。 従って、退行期・休止期には黒い色をターゲットにするレーザー照射はできなくなります。 このため、レーザーを使った脱毛は毛周期に合わせて施術する必要があるのです。
